行事で法被を着てもらい、岡崎をもう一度元気にしたい

帯芯（おびしん）とは帯の中に入れる生地で、どの帯芯を使うかによって仕立て上がりの帯の風合いが変わってきます。古くから「帯芯といえば三河」と言われ、現在でも三河木綿の生地を中心に多くの帯芯がこの三河の地で製造されています。そんな帯芯をはじめ晒（さらし）、法被（はっぴ）などを岡崎で古くから手掛ける平和帯芯株式会社。神田明神・神田祭やよさこいにも三河木綿として納品しているそうです。「コロナの影響で行事が無くなりハッピの出番が減った」と寂しそうな川渕勝也社長ですが「岡崎をもう一度元気に、活気ある街にしたい」と語るその情熱は、決してコロナに負けることはありません。